こんにちは!ひろポンプです。
インターネットでお部屋探しをするのが当たり前になった現代ですが、最終的には不動産屋に内見を依頼して物件の室内を見せてもらう必要があります。
ただし世の中には数多くの不動産会社がいるため、「どの不動産屋にお部屋探しをお願いすればいいの?」と分からなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。
- 初めての一人暮らしでどうやって不動産会社を選べばいい?
- 変な不動産屋に騙されたり言いくるめられたくない。。
- 良い不動産屋の見極める選び方のコツが知りたい、、
不動産屋を選ぶ上で、上記のような疑問や不安を抱えている人もきっと少なくないはず。
そこで今回は、【良いお部屋探し=良い不動産屋選び】賃貸仲介会社の選び方4つのコツというテーマで話を進めていきます。
- 賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約7年の実務経験あり
- 宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
- フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中
タイトルにも記載がある通り、良いお部屋を見つけるためには、良い不動産屋を選ぶ必要があると個人的に考えています。
不動産業界で得たノウハウを全て包み隠さず公開していくので、良い不動産屋を自分自身で判断して見つけていきましょう。
また記事の後半では、悪質な不動産会社に騙されないための注意点も詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
【良い不動産屋選び】賃貸仲介会社の選び方4つのコツ
さっそく、良い不動産屋選びのために、賃貸仲介会社の選び方4つのコツをご紹介していきます。
以下の通りにまとめてみました。
- 住みたいエリアにある不動産屋へ行こう
- ネットの口コミを参考にしよう
- 免許の更新回数の数字は「2」以上を選ぼう
- 駅前の1階に店舗がある不動産屋へ行こう
初めて耳にする単語も多いかと思いますが、分かりやすく説明を進めいくと同時に、不動産会社に勤めていたからこそお話できるプロの視点もお伝えしていきます。
①住みたいエリアにある不動産会社へ行こう
「どこにある不動産会社へ行けば良いのか?」という疑問にお答えします。
結論をお伝えすると、あなたが住みたいエリアにある不動産会社へ行こうです。
「なんだ、、当たり前じゃないか、、」と感じた方も多いかもしれませんが、住みたい街の不動産会社へ行くことが最も良い不動産会社に出会える方法であることは間違いありません。
不動産会社というのは、『レインズ』という不動産会社専用の物件情報サイトを見て、お客様へ賃貸物件をご紹介しています。
知らない人がほどんどかもしれませんが、どこの不動産会社へ行っても扱っている物件は同じです。
極論をいうと、北海道の不動産会社でも沖縄の不動産会社でも東京の物件を紹介できることになります。
しかし、北海道の不動産会社の人は東京の物件の近くにある「この居酒屋がおいしい」とか「このスーパーは野菜の種類も豊富でオススメ」という情報は持っていないですよね?
そのため、あなたが住みたいエリアの不動産会社に行くと、物件の情報だけはなく、あなたの知りたいエリアの情報を教えてくれることに繋がるはずです。
②ネットの口コミを見よう
数年前は「まずは不動産会社に行って情報収集を行う」が主流でしたが、インターネットが普及した現代は全くそんなことありませんよね。
もちろん不動産会社のホームページをチェックするのも大切ですが、ホームページはその不動会社が作成しているので、良いことばかり書いてあるでしょう。。
不動産会社が本当に優良かどうかを見極めるのに、ネットの口コミを参考にすることが、大きな判断材料になるはずです。
様々な方法でネットで口コミを確認することが可能ですが、『Google』の口コミが一番おすすめです。
Googleが管理しているので、情報に正確性があると判断して問題ありません。
Googleで「○○(地名) 不動産屋」もしくは直接、不動産屋の名前を検索して、表示される口コミをチェックしてみましょう!
③免許の更新回数の数字は「2」以上を選ぼう
不動産会社には、”免許”というものがあるのをご存知ですか?
不動産の仲介業を行うためには、宅地建物取引業の免許が必要になり、登録を行うとそれぞれの不動産会社へ免許番号というものが、割り振られます。
例:「国土交通大臣(1)第01234号」・「東京都知事(2)第56789号」
注目するべきは、『( )の中の数字』です!
『( )の中の数字』は免許の更新回数を表しています。
新規で免許を受けた不動産会社は必ず(1)となり、以降5年が経過するごとに免許が更新されると1つずつ番号が増えていきます。
5年以上営業している不動産会社は(2)、10年以上の場合は(3)という感じです。つまり、『( )の中の数字』が大きければ大きいほど長い年数の間、営業しているということになります。
免許の更新回数の数字は「2」以上を選ぶようにすると、良い不動産屋に出会えるぐんっと確率が上がっていきます。
不動産会社は廃業率が高いので、5年以上営業しているのであれば、信用度は少なくはないと判断できるためです。
④駅前の1階に店舗がある
ズバリ、駅前の1階に店舗がある不動産会社を選ぶようにしましょう!
駅前で1階というのは、不動産会社だけではなく、飲食店や美容室などの店舗ビジネスをしている会社からすると非常に集客を見込める人気の高い立地条件であると言えますよね。
そのため店舗として構えるということは、高い家賃を払っている可能性が非常に高いです。
高い維持コストを払って、店舗を構えているということは、それなりにお客様からの信用もあって売り上げがあるということでしょう。
悪質業者に騙されない!不動産屋を選ぶ上での注意点
ここまで、良い不動産屋の選び方のコツ4つをご紹介してきました。
ただし不動産業界はまだまだグレーな部分が多い業界です。みなさんも悪徳な不動産屋に騙されないようにしっかりと知識を身につけていくべきです。
ここからは、悪質業者に騙されない!不動産屋を選ぶ上での注意点を詳しく解説していきます。
よく知っている名前の不動産会社が良いとは限らない
「みんなが知っている有名な不動産会社であれば、とりあえず安心かな!」と思っている人も少なくないはず。
しかし、安易に判断してしまうと不動産屋選びで失敗する可能性が大いにあります。。
コンビニでもよく聞く、”フランチャイズ”というものが不動産会社でも存在します。具体的な名前を出すと、『センチュリー21』や『アパマンショップ』などが該当します。
ただし”フランチャイズ”という性質上、単なる名前貸しな場合も多く、「ネームバリューがあるから安心!」と判断するのは非常にキケンです。
もちろん『センチュリー21』や『アパマンショップ』の中でも素晴らしいフランチャイズの店舗も数多く存在しています。
一概には断言できない部分ではありますが、覚えておいて損はないはずです。
『おとり物件』に気を付けよう
『おとり物件』という言葉は、みなさん聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
改めて説明すると、『貸出予定のない物件の情報を改ざんしネット上に掲載していること』もしくは『既に成約済みにも関わらず、そのままネット上に空室と掲載し続けていること』です。
具体例でいうと、実際には既に物件の募集が終わっているの状態なのにも関わらず、電話やメールで問い合わせをした際に「現在も空室で募集中なので、是非ご来店してください!」と言われ、いざ来店してみたら「実は今さっき別の方で申込が入っちゃって、、他にこんな物件がありますがいかがですか?」と、他の物件を勧められるという感じのケースです。
来店前に問い合わせをした物件の詳細を教えてほしいと希望した場合に「詳細に関しては、来店時にお伝えします」と言われた場合は、『おとり物件』でお客様を集客する悪徳な不動産会社である可能性が高いでしょう。
ただ問い合わせをもらったタイミングでは空室でも、来店した際には本当に別で申込が入ってしまうことも多々あります。
一概に嘘か本当か見極めるのは難しいかもしれませんが、問い合わせをしてから来店までの間に「現時点でも空室で募集中です!」とこまめに連絡をしてくれたり、仮に本当に申込が入ってしまったら来店時ではなく、来店前日や当日の朝一で「お問い合わせいただいた物件を確認したところ、既に申込が入ってしまいました」と、報告してくれたりする不動産会社は、信用できると判断してOKです。
広告のキャッチコピーが大袈裟な不動産会社は避けよう
不動産屋の壁やガラスに”物件数No.1”といったキャッチコピーを掲げている不動産屋はおすすめできません。
理由は不動産公正取引協議会連合会の表示規約というものによって、大げさな言葉を使った広告掲載はNGとされているからです。
そもそも不動産会社に”物件数No.1”というものは存在しません。
また当たり前ですが、店内が汚い不動産会社も避けるようにしましょう。
見た目的に「汚いな、、」「散らかっているな、、」という印象を受けるのはもちろんのこと、あなたが不動産会社へ預けた個人情報の書類も同じような扱いを受けているということになりますから。。
以上です。
今回ご紹介したコツをを踏まえながらお部屋探しを進めていって、あなたにぴったりなお部屋を見つけてください。
繰り返しになりますが、『良いお部屋探し=良い不動産屋選び』ですよ!!
それではまたお会いしましょう(^_-)-
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